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2007年5月29日 (火)

ジープ島からただいまです。

Photo_64 みなさん、お久しぶりです。昨日ミクロネシアのトラック環礁にポツンと浮かぶ、このちいさなちいさなジープ島の取材から帰ってきました。

直径35メートルの島と出発前に書いたけど、ごめん、34メートルだったみたい・・・。ジープ島と、関係者のみなさんには深く深くお詫びいたします。(笑)

この島にずうーっと滞在し、思う存分に写真を撮りまくりました。このジープ島の周りがすごいサンゴ礁で、もう大感激。なんとも魅力の尽きない旅でした。おそらく年内には写真集が、そして来年には個展も企画されていますから、その節はまたご報告させていただきます。

そして、南洋ボケが覚めやらぬ中、夕方は新宿東口近くの、コニカミノルタプラザへと向かった。

「地球の上に生きる2007」と題した、「DAYS JAPAN フォトジャーナリズム写真展」が、5月29日~6月18日の日程で開催されるが、その内覧会とレセプションが会場内であったからだ。

ギャラリーA,B,Cすべてぶち抜きでのこの写真展は、写真家、広河隆一氏が編集長を務める、フォトジャーナリズム月刊誌「DAYS JAPAN」が、世界中から公募した作品で埋め尽くされている。

この雑誌は、創刊号から年間購読しているが、まず、涙なしでは見れない雑誌だ。世界中のフォトジャーナリストたちが、それこそ命をかけて撮り続けてきた作品群には、圧倒的なパワーと、信じがたいほどの真実がびっしりと詰まっている。

002_16  これはバックナンバーの一覧だが、表紙から胸に迫るものがある。戦争で両親を失い、あるいは子を失い、半狂乱になっている人々を見て、いかに自分が幸せな環境の中で生かされているのかと、深く考えさせられる。

戦争の犠牲になるのは、圧倒的に罪もない一般の人々だ。有史以来、戦争のなかった日はわずか3日とさえ言われている。そのむごい戦争を無くすためにも、他誌では敬遠がちな、本当の事実を伝え続ける広河氏に心から敬意を表している。広河さん、がんばって。

001_7 会場内で、ダイバーなら驚かれるような作品が目に飛び込んできた。「DAYS国際フォトジャーナリズム大賞 読者賞」 を受賞した、アメリカのリック・ルーミス氏が撮影した4枚組の作品だ。

とくに上段左の作品はショックだろう。「フロリダ州で赤潮の毒により死亡したとみられるマナティ」 とあった。

ぼくはマナティの撮影に行ったことはないが、多くの日本人水中カメラマンがこの地に出かけているので、愛らしいマナティの写真集も多い。

だが、現実にこんな事態になっているとは知らなかった。みんなも驚くことだろう。もし、愛らしいマナティと、赤潮で死んでいくマナティと、どっちをテーマとして選ぶ? と聞かれたら、ぼくは文句なく後者を選択する。

みなさん、この写真展是非ご覧ください。入場無料です。そして月刊誌「DAYS JAPAN」もどうか手にとって見てみてください。年間購読してくれたらさらにうれしい。

わが事務所のカメラマン、尾崎たまきも、6月20日発売の7月号で、「水俣」を掲載します。ぼくも年内にと、広河氏からお話いただいています。

2007年5月29日 | | コメント (8) | トラックバック (0)

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